ニュージーランド
産地情報
北半球と南半球で異なるものの、同じような気候・風土を持つニュージーランド。居住人口より羊の数の方がずっと多い自然豊かなニュージーランド。
先住民マオリの伝統文化を尊重している事でも分かるように、多様性を持つ土壌がNZにはある。すべての人を公正に扱う事を最優先する気持ちが、市民のひとりひとりに根付いている。
産地新着情報
- 2024年10月11日お知らせ
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多摩産材認証制度 利用事業者認定取得のご報告
- 2024年5月30日お知らせ
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関東グランドフェア2024のご案内
- 2024年5月28日お知らせ
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北海道の社有林にて植樹のご報告
取り扱い品目紹介
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ラジアタパイン(Radiata Pine)原木
木材・部材紹介
きっかけになったのは、NZ北島に位置するCNI(Central North Island)と称される場所で起こった火山噴火であった。その噴火後にタウポ(Taupo)湖が形成された。その地では牧草も生えず、農業や畜産業にも適さない為、土地の活用に苦慮していた。そこで持ち上がったのが、土地の特性に比較的支障のない植林事業であった。どのような材種を植林していけばいいのか、数々の樹種が候補として試された。欧州からはカラ松、ポプラ、アメリカより米松、ラジアタパイン。結果として、土壌、気候に最も適応し、さらに生長の早いラジアタパインが採用され、今やそれが植林の95%以上を占めるに至っている。NZにおける持続可能な伐採は、1990年代に始まったので、その歴史は比較的浅い。そしてその頃から、国有林の私有化を進める動きが出始めた。その後、順次計画伐採や植林により森林保護が進められ、天然林については、政府機関によって生態系保護区、科学的保存地区、国林公園として管理されている。ラジアタパインは、世界では最も広い用途を持った木材といわれている。家具や建築材、梱包用材、パルプ、繊維板の原料など。また、原木の伐採量は大まかには年間約3,000万m3。うち約1,000万m3が国内市場向けで約2,000万m3が輸出に回されている。仕向け先は中国が圧倒的で、日本の輸入数量の50倍以上にも 及ぶ。